2016年07月06日18:55
アイディアの作り方
カテゴリー │はままつビジネスアイディアコンテスト
①アイディアを考えよう
アイディアを発見することは難しいことではありません。世の中に出てくるアイディアの大半は、これまであるモノ(商品)やコト(サービス)を修正したり、何かを付け加えたりして生み出されたものといっても過言ではありません。つまり新しいアイディアとは従来のアイディアをもとに生み出すことが出来るのです。以下ではアイディアを考える道筋を考えてみましょう。
②どのようにアイディアを考えるか
どのように新しいアイディアを考えるのかという点について、身の回りにある物から考えてみましょう。
例えば「筆記用具」を取り上げてみましょう。皆さんもノートを取る際にシャープペンシルや色付ボールペンを使っていると思います。シャープペンシルは鉛筆と違い芯が折れてもノックすれば芯が出てきて記入を続けることができます。また、色付ボールペンも色を使い分けることによって、他の記載と一目で区別することができます。この二つを持ち替えることなく使えたらという事で一緒にしたものが「多機能ボールペン(シャープ付)」です。
このように新しく生み出されてくるアイディアは、これまである物に修正・改良を加えることによって生み出されることが多いといえます。
③これまでの〝モノ〟に『何か』を付け加える
どのようにすれば、これまであるモノを修正したり、何かを付け加えたりすることができるのでしょうか?
先ほどの「多機能ボールペン(シャープ付)」は、授業、会議などのシチュエーションで使用されます。その理由は、多くの情報が飛び交う場所においては、いかに情報を整理するかが大切になるからです。「多機能ボールペン(シャープ付)」は、シャープペンシルとしての機能だけではなく、色を使い分けることによって情報を他の記載と一目で区別することができます。
また、1本の「多機能ボールペン(シャープ付)」を携帯しておくことで、シャープペンシルと大量のボールペンを持ち歩く「不満」を解消することができるようになりました。
私たちの身の回りにある商品は、この「多機能ボールペン(シャープ付)」のように最初から完成されたモノあることは少ないと言っていいでしょう。つまり「不満」を改善する何らかの余地が残されているモノが多いのです。
④『何か』= 不満・不足・不十分・不便
それでは、これまであるモノをどのように改善したらよいのでしょうか?
先ほどから取り上げている「多機能ボールペン(シャープ付)」は、ノートを取る際には、シャープペンシルと色付ボールペンを持ち歩かなければならない「不便さ」を改善したものでした。つまり、使用者からみると「多機能ボールペン(シャープ付)」は、この1本で「不足を補うこと」ができるようになったのです。
このように使用する人から見て「不便さ」と似たようなものには、自分の考えていたことと異なる部分が存在する「不満」、自分の考えていたことには足りない部分が存在する「不足」、自分が要求している水準には達していない「不十分」などがあります。
これらはモノやコトに存在するいわば「問題点」に注目して考える方法といえます。
⑤『何か』= あったら使ってみたい、あったら楽しい
モノやコトを改善する方法は、「問題点」を見つけて改善するだけではありません。「いま」は存在しないけれど、「もしあったらいいな」という場合も考えられます。
たとえば「おとなのふりかけ」という商品があります。この商品が発売されるまでは、「ふりかけは子供の食べ物」という常識がありました。しかし、この商品のコンセプトは、大人にも満足できるふりかけです。また、子供の目から見た大人の世界を描いたCMも大きな話題を呼びました。
販売当時の「ふりかけは子供の食べ物」という固定概念を打ち壊し、「おとなのふりかけ」は現在も販売されているロングセラー商品となりました。
⑥アイディア発見のヒント
これまでみてきたように、私たちの身の回りにはいろいろなアイディアの元になるような〝モノ〟や〝コト〟があふれています。
当たり前のようにみている〝モノ〟や〝コト〟をもう一度、使用する側にたって考え直してみることがアイディア発見の最初の一歩といえるでしょう。その際、これまで取り上げてきた方法とは異なる方法もいくつか存在します。有名なものとして「オズボーンのチェックリスト」というものがあります。
これらはすべてが当てはまるとは限りませんが、いろいろ楽しみながら試してみることが重要です。
アイディアを発見することは難しいことではありません。世の中に出てくるアイディアの大半は、これまであるモノ(商品)やコト(サービス)を修正したり、何かを付け加えたりして生み出されたものといっても過言ではありません。つまり新しいアイディアとは従来のアイディアをもとに生み出すことが出来るのです。以下ではアイディアを考える道筋を考えてみましょう。
②どのようにアイディアを考えるか
どのように新しいアイディアを考えるのかという点について、身の回りにある物から考えてみましょう。
例えば「筆記用具」を取り上げてみましょう。皆さんもノートを取る際にシャープペンシルや色付ボールペンを使っていると思います。シャープペンシルは鉛筆と違い芯が折れてもノックすれば芯が出てきて記入を続けることができます。また、色付ボールペンも色を使い分けることによって、他の記載と一目で区別することができます。この二つを持ち替えることなく使えたらという事で一緒にしたものが「多機能ボールペン(シャープ付)」です。
このように新しく生み出されてくるアイディアは、これまである物に修正・改良を加えることによって生み出されることが多いといえます。
③これまでの〝モノ〟に『何か』を付け加える
どのようにすれば、これまであるモノを修正したり、何かを付け加えたりすることができるのでしょうか?
先ほどの「多機能ボールペン(シャープ付)」は、授業、会議などのシチュエーションで使用されます。その理由は、多くの情報が飛び交う場所においては、いかに情報を整理するかが大切になるからです。「多機能ボールペン(シャープ付)」は、シャープペンシルとしての機能だけではなく、色を使い分けることによって情報を他の記載と一目で区別することができます。
また、1本の「多機能ボールペン(シャープ付)」を携帯しておくことで、シャープペンシルと大量のボールペンを持ち歩く「不満」を解消することができるようになりました。
私たちの身の回りにある商品は、この「多機能ボールペン(シャープ付)」のように最初から完成されたモノあることは少ないと言っていいでしょう。つまり「不満」を改善する何らかの余地が残されているモノが多いのです。
④『何か』= 不満・不足・不十分・不便
それでは、これまであるモノをどのように改善したらよいのでしょうか?
先ほどから取り上げている「多機能ボールペン(シャープ付)」は、ノートを取る際には、シャープペンシルと色付ボールペンを持ち歩かなければならない「不便さ」を改善したものでした。つまり、使用者からみると「多機能ボールペン(シャープ付)」は、この1本で「不足を補うこと」ができるようになったのです。
このように使用する人から見て「不便さ」と似たようなものには、自分の考えていたことと異なる部分が存在する「不満」、自分の考えていたことには足りない部分が存在する「不足」、自分が要求している水準には達していない「不十分」などがあります。
これらはモノやコトに存在するいわば「問題点」に注目して考える方法といえます。
⑤『何か』= あったら使ってみたい、あったら楽しい
モノやコトを改善する方法は、「問題点」を見つけて改善するだけではありません。「いま」は存在しないけれど、「もしあったらいいな」という場合も考えられます。
たとえば「おとなのふりかけ」という商品があります。この商品が発売されるまでは、「ふりかけは子供の食べ物」という常識がありました。しかし、この商品のコンセプトは、大人にも満足できるふりかけです。また、子供の目から見た大人の世界を描いたCMも大きな話題を呼びました。
販売当時の「ふりかけは子供の食べ物」という固定概念を打ち壊し、「おとなのふりかけ」は現在も販売されているロングセラー商品となりました。
⑥アイディア発見のヒント
これまでみてきたように、私たちの身の回りにはいろいろなアイディアの元になるような〝モノ〟や〝コト〟があふれています。
当たり前のようにみている〝モノ〟や〝コト〟をもう一度、使用する側にたって考え直してみることがアイディア発見の最初の一歩といえるでしょう。その際、これまで取り上げてきた方法とは異なる方法もいくつか存在します。有名なものとして「オズボーンのチェックリスト」というものがあります。
これらはすべてが当てはまるとは限りませんが、いろいろ楽しみながら試してみることが重要です。